こんにちは!れいです♬
当ブログに足を運んで頂き、ありがとうございます!
最近ではコロナ禍も緩和され、人と会ったり交流する機会も増えてきましたね。そんな中、対面だけでなくネットでの世界でもコミュニケーションが上手くいっていない方が多くみられます。
結論を言うと、コミュニケーションで大切なことは、相手の話を聴く「傾聴」すること。
本当はこう伝えたかったのにな。
せっかくアドバイスしたのに理解されない。
本記事では、こんな悩みを解決します!
こちらの記事を読めば
・相手に伝えたいことがちゃんと伝わる
・傾聴することで得られる効果が分かる
・自分がどの傾聴レベルにいるか知ることができる
聴き方の基本を学び、コミュニケーションを円滑にしましょう!
聴くときに一番大切なこと
聴くときに一番大切なことは「心構え」
そして良い聞き方とは、先入観や偏見を持たずに「無心で聴く」ことです。聞き手側に思い込みや偏った感情があると、それにとらわれながら聴くことになり、相手の気持ちや思いがフィルターに掛かって入ってこなくなります。「話し上手は聴き上手」と言われるように、まずは傾聴スキルを身につけていきましょう!
傾聴のスキルの8つのポイント
傾聴のスキルを身につけるうえで、大切なポイントは次の8つあります。
- 傾聴は「テクニック」というよりは「心構え」の問題である
- 相手が言おうとすることの「意味」を聞く
- 「価値判断」の保留
- 早急な「結論」を出さない
- 無知の姿勢
- 正しく理解しているかどうかを確認する
- 相手の「全体」に目を配る
- 「自分」に気づく
それでは詳しく解説していきます!
①傾聴は「テクニック」というよりは「心構え」の問題である
傾聴というのは、相手の不満や個人的な問題を単に聴いてあげることではありません。相手が持っている本質的な価値観を心から認め、相手の独自の存在として尊重するという裏付けがあってこそ、良い聴き手になることができるのです。
②相手が言おうとすることの「意味」を聞く
傾聴では話す事例よりも、その背後にある感情の方がはるかに重要なことが多いのです。
相手の言っていることはその人にとってどのような意味があるのか、自分が何を伝えたいのか、などといった全体的な意味を理解しようとすることが大切です。
③「価値判断」の保留
相手の話を聞くときに自分の価値観や先入観に支配されていると、相手が大事に思っていることが溢れ落ちてしまいます。また、批判や評価が先に立って聴く耳も持てなくなるでしょう。
自分自身の価値観はそっと脇において、相手が伝えたいことをあるがままの形で、自分の中に入ってくる聴き方をすることが大切です。
一人ひとり、独自の経験をされてるので、その人独自の経験を理解してあげましょう。
④早急な「結論」を出さない
悩み相談が来たとき、誰しも何とかその問題を解決したいと思います。その気持ちが強ければ強いほど、自分でその問題を解決してあげたいという誘惑に駆られますが、安易に助言や回答を与えるのは、自分の持っている考え方(価値観)を押し付けてしまうことになりかねません。
相手に自分の考えを押しつけることや、相手を指導しようという気持ちを抑えて、まずは良い聴き手になることです。忠告や解決策を提案するのはもっと後の段階で、待つことが大事です。
⑤無知の姿勢
相手の心の軌跡は、そう簡単に理解できるものではありません。だからこそ「無知の姿勢」「教えてもらう姿勢」でじっくり聴こうとする心構えが必要なのです。
早わかりするのは聴く側の思い込みに過ぎず、相手との間にズレが生じることが多くなるので、特に注意をしていなければなりません。
⑥正しく理解しているかどうかを確認する
他人を理解することは非常に難しいものです。聴く側は相手のものの見方と自分のものとして見る能力を高める必要があります。
相手の言ったことを繰り返して言ってみたり、自分が感じた通りの言葉で言い表してみたりして、相手が納得したときは、こちらの理解が十分であったことが確認できます。
相手が自分の話をよく理解して聴いてくれているという安心感を与えることができます!
⑦相手の「全体」に目を配る
相手を理解するためには相手の言葉だけではなく、非言動的な表現にも心を配ることが必要です。
声の調子・表情・呼吸・姿勢・手の動きなどは、いずれも相手の気持ちを知る手がかりになります。
⑧「自分」に気づく
傾聴するためには自分の状態に気づく必要があります。自分に影響を及ぼすような事情とその意味、それに関連する自分の傾向をよく理解していることが大切です。
相談や面談中の自分の状態に気づけば、相手の感情に巻き込まれて動揺せずに、冷静にすばやく対処できるようになります。
例えば
「この内容はイライラしやすい」
「この内容は聞き入り過ぎると心が辛くなる」
など、自分の状態を理解してみましょう。
傾聴の効果
傾聴をすることで、4つの効果が得られます。
1.信頼関係が高まる
2.自己理解が進む
3.カタルシス効果
4.自己受容がすすむ
カタルシス効果とは心理学用語で、胸の内に溜まったものを吐き出しスッキリすること。批判や評価をすることなく話を聴くことで、相手は安心して話すことができます。
自分のことを理解してもらえた…!
カタルシス効果が生まれると相手は自己否定的、防衛的な態度を捨て、新たな可能性やエネルギーが出てきます!
傾聴スキルのレベルチェック
自分の傾聴レベルを知ることも大切です。
自分のスキルレベルがどのあたりかチェックしてみましょう!
レベル−1 | 無関心 | 相手の話を上の空で聞き流している状態 |
レベル0 | 自己本位 | 自分の関心のある部分しか聴かない段階 |
レベル1 | 要約だけ | 相手の立場に立って言わんとする内容を理解する段階 |
レベル2 | 要約・共感 | 相手の気持ちを感じながら、話の内容を理解する段階 |
レベル3 | 要約・共感・受容 3つそろっている | 自分の価値観を違っても、相手のすべてを一旦受け入れる段階 |
まとめ
今回はコミュニケーション能力を高める8つのポイントとその効果についてお話しました。
- コミュニケーションで大切なことは「傾聴」すること
- 傾聴は「テクニック」というよりは「心構え」
- 「無知の姿勢」で相手が言おうとする「意味」を聴く
- 「価値判断」を保留し、早急な結論を急がない
- カタルシス効果とは心理学用語で、胸の内に溜まったものを吐き出しスッキリすること
友人やお仕事関係など、さまざまな場面で使えるので、ぜひ実践してみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました♪
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